バッグの内側のべたついた布を張り替えました

こんにちは。
ピオニーでございます。

これぞ秋晴れ!
少し暑いくらいですが気持ちの良い日ですね。

先週から隙間時間を利用してバッグのリメイクをいたしました。
まずは出来上がり画像からどうぞ。

●●●After=完成●●●●●●●


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この画像だけではなんのことかわかりませんね(笑)
バッグの内側の布を張り替えました。
バッグ自体のデザインに変化はございませんが結構手間のかかるリメイクでございました。

このバッグ、アラフォー世代⇒アラフォーミドル世代⇒アラフィフ世代の皆様のご記憶に残っているかと思います。
若いころに流行いたしましたパオロッティのバニティバッグでございます。
それも関西マダム(別名「おばちゃん」)には欠かせない動物系柄&ゴールド&ブラックのゴージャスデザイン。


使用することなく長い間クローゼットで保管しておりましたので外見は全く問題のないきれいな状態でございましがふたを開けて中を触ってみてがっかり。
心配していた通り内張りの生地がべたついていたのです。
空気に触れさせない状態で長く保存しておりますとよくこうなります。

ピンボケになってしまいましたがもともとはビニールのような合皮のようなそんな素材でございました。



 このべたつきを改善させる方法はないかと調べてみました。
ひとつ靴用のクリーニングスプレーでべたつきがとれるかも?という商品を見つけましたが靴用のスプレーってかなり匂いがしますでしょ?

もうこれは張り替えるしかない!という結論に達しました。

かばんの専門店に持ちこむパターンが多いのかもしれませんがわたくしの場合は即自分でやってみよう!となるわけでございます。

ここからはリメイクのプロセスをご紹介してまいりますのでパオロッティのベタついたバニティをお持ちの方は必見でございますよ(笑)
まず内張りの生地を剥がしてみました。


剥がしてみましたら内布を両面テープでとめているだけだということがわかりました。
これならハンドメイドでリメイクできる!とガッツポーズをした瞬間でございます。
バッグ本体に茶色く見えているのはクッションでございます。
これは残したまま内側の布だけ代えることにいたしました。


続いてはずした内布の縫製を分解してパーツの型紙を作りました。
バッグ本体のサイズをはかって、適当に長方形の布を縫製して内袋を作ってしまおうかとも思いましたがきちんとパターンから作って正解でした。
型紙を見てみるとカーブがかかっています。
手間はかかりますがバッグへのおさまり感や仕上がりが断然美しいです。



布は光沢のあるシャンタンを使うことにいたしました。
もともとの色がゴールド系でしたので同じようなイメージになるようにシャンパンゴールドにいたしました。


 カットした布を縫い合わせましたら、端に補強用のテープを縫い付けます。
パオロッティ のはがした内布でもそうしていましたので同じようにいたしました。
わたくしは家にあったテープを縫い付けましたが接着布をアイロンで貼ってもよろしいかと思います。



続いて補強用テープの上に出ている布を折り返してもう一度直線縫いをしましたら内布自体は完成でございます。




今回わたくしはすべて手縫いで仕上げましたがもちろんミシンの方が早くて、丈夫に仕上がるかと思います。
お裁縫のためにゆっくり座る時間がなく、お裁縫セットを常に持ち歩き、家族の送迎の待ち時間などを利用して手縫いいたしました。

最後にバッグ本体に両面テープを貼ります。
もともとのテープ巾が約1.5㎝ でしたので同じく1.5㎝幅のテープでとめました。
3㎝幅 の両面テープがございましたのでそれを半分にカットして使いました。



完成した内側がこちら。
ファスナーポケットは再現いたしませんでしたがオープンポケットはもとのデザインサイズのまま作りました。



最後にBefore⇒Afterをあらためてご覧くださいませ。
左がBeforeで右がAfterでございます。


ではでは。
皆さま良い日曜日をお過ごしくださいませ。



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