紙屋本舗×WALPA 賃貸リフォーム選手権 ~DIYで原状回復できるカーテンボックスを作る!~

こんばんは。
ピオニーでございます。

紙屋本舗×WALPA 賃貸リフォーム選手権は8月25日で終了になります。
今週末を含めて、作業ができる週末は3回しかございません。

最後の週末はお披露目ワインパーティー をする予定にしておりますので残り2回でございます。
そんな優雅な時間をとれるのでしょうか~(大汗)

残り少ない日数にもかかわらず、夢は広がるばかりで困っております。
たぶん普通の方に比べて、想像力?妄想力?だけは突出して優れていると思われます(笑)

今日は賃貸マンションにまさかのカーテンボックスをつけてしまいました!!!


早くご覧いただきたいのでプロセスは後回しにしていきなり完成画像!
どーーん!!






今日はお話が長くなりそうですので項目別にしてみました。


●カーテンボックスってな~に?
もともとはカーテンの上から冷気や熱気がもれないようにするためのものだったようでございますが一般的にカーテンレールを隠すための装飾品と理解されることが多いように思います。


●カーテンボックスへの憧れと素材探し
わたくしの中ではモールディング と合わせて洋風なインテリアの憧れの一つでございました。

2年半前に入居いたしましてすぐにカーテンだけつけておりました。
今考えるとカーテンレールはネジでとめておりますので本当はダメなのですよね(汗)
部屋中に釘あとやペンキのはがれなどがありましたのでそのときは全くなんとも思わず。

今もあるんですよねー、抜けない五寸釘とか。


それからずーーーーーっとカーテンボックスをつけたいと思っておりました。
ネットでカーテンボックスの作り方を検索したり、インテリアショップで探したり。
でも賃貸マンションで原状回復ができる方法はどこにもございませんでした。

それなら賃貸リフォーム選手権を機会に自分で作ってしまおう!と思ったわけでございます。
そこから様々な試行錯誤が始まりました。

最初は薄いべニア板で骨格を作って貼るという方法を試してみました。
骨格だけの状態で試しに両面テープで固定してみました。
貼りついたもののいつ落ちてくるかわからない重さがございました。

そのときどれだけ釘をうちたかったことか(涙)

でも原状回復が基本でございます!

気をとりなおして他の方法をさがすものの、頭から素材としてベニヤ板がはなれず日が過ぎていきました。
そんなときに作ったのがハンティングトロフィーでございました。


 わたくしのセンスの無さでへんてこりんな柄の取り合わせになってしまいました。
インテリアのメインから外れたハンティングトロフィーでございましたがここで素材としてスチレンボードという発泡スチロールのような軽い素材に出会ったのでございました。

それからはスチレンボード系の軽い素材をもとめてあちらこちらのホームセンターや文房具専門店など歩き回りました。

あるとき家人と一緒にプロ用のホームセンターで探しておりましたところ、家人が見つけてくれたのがこちらの素材でございました。


 この形状を見たときに、いける!とわかりました。

「でかしたぞー! 」と家人に向かって叫びました。

これは壁などの施工をする際にアルミサッシ部分を保護するための素材なのでございます。
マスキングテープのアルミサッシ専用素材のようなもののようでございます。

2m55㎝のカーテンボックスを作るために3個購入いたしました。



● DIY自作 原状回復できるカーテンボックスの作り方 
  
①素材の下準備 
まずガムテープで3つをつなげました。
ぐにょんぐにょんでしゃんとしませんがこのまま作業を続けることにいたしました。



このうえに布を両面テープで貼ってみましたらブルーの素材が透けて見えてボツ。
続いて和室に貼る予定ののり付きの壁紙を貼って見ましたら貼りつかずボツ。
のり付きの壁紙は水分を吸収するような素材でないとうまくつかないのでございます。
続いてやっぱり布を貼りたかったのでブルーの素材の上に白いスチロールを貼ってみました。



透けるのを防ぐために貼った白いスチレンボードでございましたが素材としてこれで少ししゃんとした感じになりました。

②表面のデザイン
前回ぐにょぐにょ動く布を両面テープで貼るという作業がとても難しかったのでここにスプレーのりを噴射してから布を貼ってみました。
失敗しても貼り直しができるようにという理由で「貼ってはがせる」タイプのスプレーのりを使ってみました。
そうしましたらスチレンボードとの相性が悪いのか布との相性が悪いのかすぐにはがれてきてしまいました。
スチレンボードにはのりのべちょべちょしたものだけが残りました。
またそれをとろうとこすっているうちに黒く薄汚れてしまい、結局スチレンボードをはがしてしまいました。


スチレンボードを新たに貼り直し、今度は全面に布をぺったり貼るのではなくデザインしたものを浮かした状態で部分的に両面テープで貼ることを思いつきました。

アイデアのヒントになりましたのはこちら。
マリーアントワネット物語展にまいりましたときに見たドレスの数々。
このときのフリルやレースのデザインがとても素敵で印象に残っていました。



イメージだけをたよりにミシンをはしらせました。


そして出来上がったものがこちら。
シフォン素材にストライプ柄の布を使ってフリルがいっぱいのものを作りました。


フリルを出すために布の上下にひもを通しています。
そのひもが通った部分だけを両面テープで貼って固定していきました。


そして貼り終わったところがこちら。
少し浮いた感じになっているのがお姫様のパフスリーブのようで可愛らしいでしょ?
これでカーテンボックス自体は完成いたしました。


③天井にカーテンボックスを貼る
こういったものを高い位置に取り付ける場合は突っ張り棒に引っ掛けるか貼るかということが考えられますが今回取り付けたい部分の横幅が2m55㎝ととても長い距離でしたので天井に貼ることにいたしました。

貼る前に本体に貼るテープを選びました。
強力両面テープと普通の両面テープとプラスチック用両面テープを試してみました。
一番強力にくっついたのはプロ仕様強力両面テープでございました。
こちらはモールディングをつけたときにも使用いたしましたが現在もしっかりとくっついております。



それをこのように貼りまして・・・。
本当は横にながーーーく貼りたかったのですが天井に貼るのも一人でございます。
少しずつ慎重に貼っていけるようにと思ってこのようにテープを貼りました。
もちろん原状回復ができるように強力両面テープの上にマスキングテープを貼っています。
間違いそうになりますがマスキングテープは粘着面が上になるように貼ります。


向こうの端から順調に貼ってここまできました。



そうしたらこちらの端っこが!
1㎝ほど長くで入りません(焦) 
ちゃんとはかったはずなのにどうして~(涙)
脚立にのった状態でスチレンボードをはさみで切って、布のフリルを寄せなおしました。


これで貼れる!と思ったら!!


天井が平らではなく少し凹んでいるところがあり、テープがくっつきません(再び涙)

腕をずっとあげた状態でぷるぷるし始めていますし、この施工で失敗したらもうカーテンボックスはあきらめなくてはいけません。 

20㎝くらいの幅でくっついていない部分がございますがほかのところでくっついていますのでもうこれでいいでつ!!!(本当に半泣き)

でも天井との隙間が気になりますのでフリルの布を少し上に付け直すことで見た目はわからなくなりました。



●DIY 原状回復用カーテンボックスの完成
やっと憧れのカーテンボックスをつけることができました。
紙屋本舗×WALPA 賃貸リフォーム選手権に参加させていただいていなかったらできなかったチャレンジでございました。

完成までにどれだけのベニヤ板やスチレンボードや壁紙や布を無駄にしてきたことでしょう。
あきらめないでよかった~。






カーテンは明りとりのために2種類のカーテン生地を縫い合わせています。
カーテンのシフォンとカーテンボックスのシフォンは同素材でございます。





もっと短いカーテンボックスでしたらハンティングトロフィーを作る要領で作れます。
片面が粘着シートになったスチレンボードを作りたい形にカットしてそこに壁紙を貼るだけでできてしまいます。

きっと賃貸マンションにお住まいの方でカーテンボックスをつけたい方がほかにもいらっしゃるかと思います。


「輸入壁紙でカーテンボックスを作ろう!」
これ素敵だと思います~。
お部屋の壁とお揃いのもできるし・・。



本日は大変長くなりました。
最後までおつきあいいただき有難うございます。

わたくし、これからビールタイムでございます。
今日は飲んでもいいでしょう~?

DIY好きな女性の皆様とお茶会(本当は飲み会)を開きたいものでございますね。
絶対に楽しいと思います~。 

ではでは。
明日はトイレの施工にこもります。



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