壁紙屋本舗×WALPA 賃貸リフォーム選手権 ~和室の壁に壁紙を貼る =現状回復 PPプレート編=~

こんばんは。
ピオニーでございます。

いよいよリ和室のフォームを始めました。
一番時間がかかると思われる部分が壁でございます。


原状回復を前提として壁紙を貼る場合に大きく3つの方法があるようでございます。
(わたくしがわかる範囲でございますので他にもあるかもしれません)

①テープが貼れる下地素材の場合
マスキングテープ&両面テープで貼る

②針がささる下地素材の場合
ホッチキスでとめる

③上記のいずれでもない場合
今の壁の上にベニヤ板で新たに壁を作りそこに壁紙を貼ったり、ホッチキスでとめたりする


わたくしどもの場合③にあたります。
繊維の入った吹き付け壁でテープでの施工が困難。もしとめられてとしても表面が凸凹になってしまいます。
またコンクリートのような下地でございますので針もうつこともできずベニヤ板で壁を作るという施工方法に決めました。

ところが画像のように上部に出っ張りがあり、おそらく重さのあるベニヤ板を釘も使わずに固定するということがかなり難しいように思いました。

そこで軽い素材で下地になるようなものがないかとホームセンターめぐりをしました。
そこで見つけたのがPPプレートという素材。
使えるかどうかわかりませんでしたが一度実験的に貼ってみることにしました。
貼るのはふすまの左隣の壁でございます。




こちらの画像でいうと一番おくの壁の一角にPPプレートを下地にして壁紙を貼ります。




PPプレートというのはこちらでございます。
色も色々ございましたが乳白色の半透明のものを選びました。
薄い色の壁紙の場合表面に色がうつらないからという理由でございます。

軽いうえにはさみやカッターでカットできますので、コンセントカバー部分のカットなど細かいサイズ調節も簡単にできました。



早速壁紙を貼ってみました。
昨日ふすまの張り替えでも使いましたしっくい風壁紙でございます。

のり付きでございますので貼り付けは簡単。
ビニールシートをはがして PPプレートに貼りました。
コンセントカバーの大きさに合わせPPプレートをカットしています・
壁紙はPPプレートのコンセント部分よりも1㎝ほど内側でカットしました。


こちらの壁にはコンセント部分が2か所ございます。
コンセント部分はカッターでカットしました。
これがベニヤ板だった場合はのこぎりでと思うとやはり大変な作業でございますね。


表面を見ると無数に空気がたまっています。
ここで気が付きました。
PPプレートは下地にはむいていない!!!と。 遅っ(汗)

それでもあきらめられないわたくしは針で壁紙に穴をあけ空気を出しては上から押さえて貼りつけることを繰り返しました。



あとで壁紙屋本舗さんのスタッフの方にうかがいましたところ、水分を吸収できない素材はのり付き壁紙にはあまり向いていないのだそうです。

先に聞いとけってばっ!
ただそんな場合もできるようにする方法を教えていただきいましたので最後にご紹介いたしますね。



まあ壁紙がおいといて、(切り替えが早いのがいいところ♪)
PPプレートをはめ込むところに両面テープを貼って準備したいと思います。
画像でもおわかりいただけるかと思いますが吹付のざらざらした下地でございます。

おまけに簡単にぼろぼろとはがれてくる状態でございます。
いきなり両面テープなんぞ貼ろうものなら剥がしたときに、両面テープの形そのまま吹き付け壁がはがれてくることは間違いありません。

原状回復の鉄板=マスキングテープ&両面テープの二重貼りでございますが普通のマスキングテープではこの粗面にはたよりない感じがしました。

幸いホームセンターで「超粗面養生用」というマスキングテープを見つけましてこの件は一件落着。




このようにマスキングテープの上に両面テープを貼りました。
下のに貼っていないところがありますがこの部分は触るだけで吹付がはがれるほど
劣化していましたので貼りませんでした。
ざっくりとPPプレートがとまればよいという感じでございます。


PPプレートを壁にはめました。
コンセント部分もきれいにおさまりました。



PPプレートで失敗したらほかの方法を考えなくちゃ!と思い、1週間様子を見ておりました。
その間の変化をご覧いただきましょう。

スタート①


 +襖の張り替え②
  *これはまだ襖を貼ったばかりで紙がブヨブヨしている状態でございます。
    今はシャキーーンと張っております。


+ PPプレートに壁紙を貼ったものをはめ込む③


なんということでしょう!!!
このコメントをいれずにはおられません。
部屋の明るさの変化が半端ないのでございますよ。
普通の電気をLEDに変えたのかと思うくらいな感じでございます!!
乾いたからか、針で空気を抜いたからなのかわかりませんが空気も全くはいっておらずぴったりとくっついております。
今のことろOKな感じでございますよ。



ここで壁紙屋本舗さんのスタッフの方に教えていただいた知識情報TIME♪
壁紙屋本舗さんのお話では金属やプラスチック等の非給水下地はすぐにはがれてきたりする可能性があるのだそうです。
非給水下地の場合は、捨て糊といいまして、プラゾールをまずぬって乾いてから、壁紙を張る方法があるのだそうでございます。



壁紙屋本舗さんのHPに詳しく説明してくださっていますのでご参考になさってくださいませ。
「プラゾール」
http://item.rakuten.co.jp/kabegamiyahonpo/662141/

「金属・プラスチックに貼る場合」
http://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/wall_p/howto-sitaji.html#metal



魅力的な商品の品ぞろえももちろんではございますが素人DIYにとことん対応してくれるのが有り難いですね。

わたくし今回のリフォームまで壁紙もクッションフロアも施工したことございませんでしたからね。
全くDIYに慣れた人ではございませんのよ~。

壁紙屋本舗さんもこんな人のサポート大変だろうなーと思っております。
感謝!!!


まだまだ貼る壁はありますので他にも使えるかも?と思った下地があればチャレンジしてみたいと思っております。
温かく見守っていただけましたら幸いでございます。



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